【正課/実習】Nippon Camp

2023年10月22日(日)に、筑波大学野性の森にて「Nippon Camp」を開催しました。このキャンプは、コンセプトから日程、プログラム内容、募集対象など、全てを企画するところから始まり、実際に運営して評価するところまでの一連の流れを自分たちで実践するMC1の授業の一環として行ったデイキャンプです。

 


うどん打ちやてんぷら作りなど様々なアイデアのなかで、箸作り・そうめん流し・野点・餅つきの4つを行いました。そうめん流しで使う竹を大学内の演習林に取りに行って節をのみで削ったり、茶道サークルに実際にお邪魔してお茶の点て方を教わったりと、実際に自分たちで全てのプログラムをやりながら改善点を見つけていき準備を進めました。

今回は筑波大学で学ぶ留学生を対象として募集をかけ、8人の応募がありました。当日はキャンセルなどもあり4名の留学生が参加してくれました!全員がこの9月から日本に来た留学生でどのプログラムも未体験のもので興味津々の様子でした。簡単にアイスブレイクを行った後に、4つのプログラムを順番に行っていきました。

フランスで遊ばれるゲームらしい…難しかった

箸作りは自分で見つけてきたお気に入りの木を自分の好きなサイズに切り、やすりをかけて最後にクルミの油を塗りました。参加者は談笑しながらお気に入りの形や肌触りを目指して一生懸命磨いていました。そうめん流しは、竹の筒を流れる麺のキャッチに苦戦しながらも初めて食べるダシやそうめんがとても美味しいと舌鼓を打っていました。お餅つきは、ご飯が上手く炊けずに少し水っぽかったけれどみんなで交代しながらいっぱいつきまくりました。坂本先生とリッキーとで超高速餅つきも披露して参加者もそのスピードにびっくりしていました。

きなこや砂糖醤油、あんこと一緒にいただきました

最後の野点は森の中にゴザをひいて、目の前の人にお互いに点て合う形で実施しました。お互いの国の文化の話や日本語とそれぞれの母国語の違いなど、いろいろな国の文化や習慣をお互いに知るいい機会となりました。

 

後日行った参加者アンケートでは「またこのようなキャンプがあったら参加したい」「友達に話したら参加したいという人がたくさんいた」などのコメントをいただくことができました。参加してくださった留学生の皆さん、ありがとうございました。
今回のプログラムの企画運営を通して、良かった点や難しかった点など多くの気付きや学びを得ることが出来ました。また、留学生との交流を通して色々な国の文化や留学生から見た日本の文化についてなど学ぶことが出来ました。今回の学びを今後のプログラムに活かしつつ、幅広い分野の人たちとの交流を大切にしていこうと思います。


〇日時
2023年10月22日(日) 9:00~15:00

〇場所
筑波大学 野外運動実習場 野性の森

〇目的
1)日本の文化や自然について、「野性の森」という大学内の森での活動を通して体験的に学び、日本の文化について理解を深めるとともに交流を深めること。
2)日本語を用いてプログラムを行うことで、簡単な日常会話や日本文化に関する日本語に親しむこと。

〇参加者
筑波大学で学ぶ外国人留学生4名

〇指導者
坂本 昭裕(筑波大学体育系教授)
永山 遼真(MC1)
藤川 萌(MC1)
山内 茜(MC1)
大熊 建(UG4)
木之下 歩夢(UG4)

投稿者:研究室ログイン皆勤賞を目指したい 永山(MC1)