【正課/実習】種目別コーチング演習Ⅱ 鳳凰三山登山

2017年11月18日(土)~19日(日)に体育専門学群の学群生を対象とした「種目別コーチング演習Ⅱ」の授業の実習として、山梨県の鳳凰三山に登ってきました。

 

参加者は授業履修生5名と渡邉先生、坂谷先生、TAの須々木に加え、野外運動研究室のオプションとして参加した谷中(研究生)、高橋(UG3)の10名でした。

鳳凰三山は地蔵岳、観音岳、薬師岳からなる3つの山の総称で、そのすべてを踏破しようと、青木鉱泉→ドンドコ沢→鳳凰小屋→地蔵岳→観音岳→薬師岳→青木鉱泉というルート計画でした。

9:00 青木鉱泉を出発

ちょうど寒波がきており、気温も低く、少し雨も降っている中のスタートでした。

標高が上がると、雪景色となりました。

16:30 鳳凰小屋着

TAの須々木がフライシートを忘れるというハプニングにもめげず、10名全員でひとつのテントの中ですき焼きを食べ、親睦を深めました。

 

翌日 4:00 起床

水も卵も靴もカチカチに凍っていました。両端に寝た先生方は元々体調が悪いにも関わらず、寒さであまり寝られなかったそうです。フライシートを忘れた張本人は真ん中でぬくぬくと快適に眠ることが出来ました。

 

山頂で日の出を見ることは出来ませんでしたが、幻想的な風景の中を進みました。

7:30 地蔵岳山頂

オベリスクを後ろに記念撮影。空は澄み切っていました。

 

稜線に出ると風が強く、また実習生の装備なども濡れ、寒さを凌げない状況のため、薬師岳、観音岳は諦め引き返しました。

 

14:30 御座石温泉

先生方が青木鉱泉まで車を取りに行き、御座石温泉で体を温め、帰路につきました。

 

学群生たちは初めての登山が雪山ということで、厳しい環境の中、それぞれが様々な感情を抱きながらの記憶に残る2日間になったのではと思います。

私自身も雪山ならではの景色に感動し、山の楽しさ、厳しさ、装備の大切さなど色々なことを再発見する機会となりました。

この体験をきっかけに、今回の実習生の中で野外運動研究室に入ってくる人はいないかなぁと期待しています。

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日程:2017年11月15日~16日

場所:山梨県 南アルプス北部 鳳凰三山

参加者:筑波大学体育専門学群生 5名 野外運動研究室室員 2名

指導:渡邉仁(筑波大学体育系助教)、坂谷充(筑波大学体育系特任助教)

補助員:須々木俊介(筑波大学大学院体育学専攻2年)

 

投稿:須々木 俊介(M2)