【課外/オプション】立山バックカントリー

 

ゴールデンウィークの5月3-5日にかけて、立山バックカントリーツアーを行いました。
参加者は、吉沢(MC2),飯野(MC2),須々木(MC2),前川(MC1),竹内(UG3),山岸(UG3),高橋(大阪体育大DC1)でした。

3日間好天恵まれ、素晴らしいツアーになりました。
その様子を報告します。
<3日>『テントサイトまで移動』

2日深夜11時に大学に集合。
準備に手こずりながらも大学を出発。


予定通り7時に室堂に到着。
大阪体育大学DC1 ライトが合流。

 

観光客の多さに愕然とする。室堂までの待ち時間が計3時間発生。
しょうがないので、カルデラ博物館を鑑賞しました。

 

 

 

 

ようやく室堂に到着し、移動開始。
大荷物を背負ってのスキー移動に苦戦しました。

 

テントサイト到着。

夕食作り、テントサイト作成班に分業。

 

筑波組は、深夜移動からの行動で疲労感MAX…。

ほぼ無言で夕食を食べました。

大阪人ライト(大阪体育大学)が一人でひたすらしゃべります。
「筑波ってこんなに静かなの?」と言われてしまいました。

 

絶景を前にしながらも、日が落ちる前に就寝しました。

【山行行程】
室堂 – 室堂山荘 – ブル道 - 雷鳥沢野営場
<4日>『メインツアー』
4時起床.5時朝食で出発!!!!天気は快晴でした。
朝から、前川(MC1)の作る鶏そぼろ丼が好評!!!

装備の確認をして劔御前に向けて出発しました。

 

 

 

初BCの山岸(通称:なっち UG3)のオリエンテーリングで培われた根性と体力に感服しました。

 

竹内(UG3)は、山が猛烈に似合います。


須々木(MC2)は、登りでフローを体験。

 

飯野(MC2)は、登りはやはり機嫌が悪いのでそっとしておきました。

 

 

前川(MC1)は、周りの後輩を手厚くサポート。

 

 

ライト(大阪体育)は、昨日からの咳が悪化し、途中下山を決断しました。

雷鳥沢途中で集合写真を撮り、去っていきました。
彼に残した印象は、「筑波組の夕食時の静けさ」だけになってしまったかもしれません。
また行きましょうね。ライトさん(写真右)。

 

 

 

10時ごろ劔御前に到着。昼食をとる。

    

 

 

その後、吉沢(MC2)別山北面の斜面の誘惑に負け、単独行動開始。

板を背負い別山に向け、登攀。
最高の斜面を独占してしまいました(すみません)。

 

 

 

 

その他は劔御前から、劔沢野営場に向かい滑走しました。
まずは、緩斜面で山スキーに慣れました。

 

 

突如、飯野(MC2)を腹痛が襲います。

 

少しグループから離れたあと、帰ってきた時に彼女がみんなに伝えた
「下痢、大丈夫だったー!!!」の声は、劔沢中に響き渡りました。

彼女は快活で素敵な女性でありますが、同期としてはもう少し思慮分別を持って欲しいと感じました….笑

 

写真は劔岳との一枚

 

登り返し。

夜は冷え込む立山だが、昼間は日射もあり暑かったです。
体力を奪われます。

しかし、吉沢、須々木、竹内の男子チームは、劔御前北西のピークからもう一本登り滑ります。

ナイス斜度、ナイスザラメの好バーンでした。
須々木が山スキーの魅力に取り憑かれた瞬間となりました。

 

その後は、劔御前にてリグループし雷鳥沢を滑降しました。
山岸(UG3)が、急斜面に苦労します。

負けん気の人一倍強い彼女にとっては、今後のスキー学習へのモチべーションになる体験だったようです。
無事に全員テントサイト到着。
昼間から、パーティー開始。
ビールがめちゃめちゃおいしい。
前日の沈黙が嘘のように、みんなでワイワイしました
須々木が準備したおつまみが大好評でした。

 

 

その後、雷鳥沢ヒュッテにて入浴しました。
夕食は、まいまいお手製のスペアリブ。
赤ワインとともに頂く。至福のひととき。
チーズホンデュも最高でした。

 

 

幸せな気持ちのまま、就寝しました。
吉沢、須々木は、仙台大学岡田研究室に合流しました。
仙台大学の皆さんありがとうございました。

 

 

 

<5日>『テントサイト撤収 & 浄土山ツアー(男子)』

朝から女性陣が体調不良を訴えます。
女子テントは寒かったらしい…。
男子テントは、須々木中心に暑苦しいので問題ありませんでした
出発時間を、1時間遅らせることを決断しました。

 

その後、カレーを食べ、7時半にテントサイト出発。
重い荷物でを背負い、室堂に向けブル道をシール登行、9時到着。

男子チームは荷物をデポし、浄土山を目指しました。
女子チームは室堂で休憩。

 

浄土山への道のりは急勾配。
キックステップで確実に登ります。
斜面は最高の状態でした。
ドロップポイントは下部斜面が見えません。

 

12時室堂到着。
バス、ケーブルカーで下山。
観光客からやはり不思議な目で見られます。

 

近くの温泉で、入浴・食事を済ませて、反省会を行いました。
みんなで意見・感想をシェアし、とても有意義な時間になりました。

23時ごろ筑波に帰着。
【山行記録】
雷鳥沢野営場 ー 室堂(荷物デポ) ー 浄土山 ー 浄土山北面滑走 ー 室堂 

 

 

 

 

3日間、学生だけでオプションツアーを実行し、多くの課題がありました。

それぞれの今後の活動に活きるツアーになったらいいと思います。

 

苦労も多くありましたが、みんなでツアーを成功させることができたことが一番大きかったと思います。

またいろいろな山に登りたいですね!

 

 

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< 係分担 >
PD : 吉沢直
装備:須々木俊介
食料:前川真生子
庶務:飯野亜耶奈
記録:竹内彗、山岸夏希
盛り上げ:高橋宏斗
投稿:今シーズン最後に滑る山を決めかねている吉沢(MC2)