【課外/講習会】株式会社パル グループワーク研修 |
久しぶりにつくばの気温が上がり、
野性の森の蚊たちも最後の力を振り絞って(?)勢いづいていた9月5日、
神奈川県厚木市に本社を置く株式会社パル(パルスポーツクラブ)の皆さんが研修に来られ、
午前午後と2セッションのASEを行いました。
10年近く前に一度、野性の森で研修をされたときのことが印象的で、
今の社員さんに体験させたい!!と当時のスタッフの名刺にかかれた研究室の連絡先にとにかく電話してみた、
という社長さんの言葉に、ASEのパワーを感じると同時に、身が引き締まる思いでした。
『幼稚園の正課指導、課外教室、イベントを総合的にプロデュースする会社』(株式会社パルHPより)
の社員の皆さんということで、どの班も体育会系の雰囲気が溢れ、ガツガツと課題に向かっていく様子が印象的でした。
最後のふりかえりでは、
「ASEを終えて、グループで協力して課題に向かう中で、年齢の差などで今まで何となく壁のようなものがあったことに気づいた。それを壊せたと思う。」
「はじめはどうしても先輩に後輩が従う流れになってしまったが、徐々に若手が積極的に声をかけてくれるようになった。そういう姿を知ることが出来て良かった。」
などの感想が聞かれました。
また、受講生としての視点と同時に、常に
「自分が担当する子どもたちにもやらせてあげたい」
「どのようにルール、方法を工夫すれば子どもでも行えるか?」
という指導者の視点でたくさんの質問をしてくださり、
今回行ったゲームを今度は子どもたちが、イキイキと楽しむ姿が目に浮かびました。
今回の研修も、また、研究室に電話をかけたくてたまらなくなるような研修になっていたら、
ファシリテーターとしては非常に嬉しいです。
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○日時:2015年9月5日(土)
○場所:筑波大学野外運動実習場「野性の森」
○目的:自然環境の中で、小集団で課題を解決する各種の野外活動(A.S.E)を通して、
1)社員間のコミュニケーション力を強化する
2)社会的スキルを育む
3)集団(組織)の中での役割を一人ひとりが理解し組織力を高める。
○参加者:株式会社パル 社員35名
○指導者
統括: 坂本 昭裕(筑波大学体育系 教授)
ファシリテーター
GroupA:坂谷 充 (筑波大学体育センター 特任助教)
GroupB:佐藤 冬果(筑波大学大学院 人間総合科学研究科2年)
GroupC:大友あかね(筑波大学大学院 人間総合科学研究科2年)
GroupD:新井 洸真(筑波大学大学院 人間総合科学研究科1年)
GroupE:藤田 花子(TOEL事務局/元筑波大学野外運動研究室研究生)
投稿:厚木市出身 佐藤冬果(M2)