【課外/講習会 】JOCナショナルコーチアカデミー「野外研修」 |
今年度も、JOC(日本オリンピック委員会)ナショナルコーチアカデミーの一環である
「野外研修」が野性の森にて行われ、野外運動研究室で指導を担当しました!
今回の研修で印象的だったことは、皆さんのふりかえりでの言葉。
ナショナルチームでコーチを務めるような方々が『指導者』の視点でASEを見たとき、
そんな風に生かす視点もあったか、というような感想をたくさん聞かせて頂き、
ASEの効果は、(仮にも指導を担当している身ではあるけども)私なんかの想像を超える範囲まで広がっていくのだと感じました。
ある意味、ASEを受けた方がどう感じるか、どう生かすか…によって、その効果は無限大に広がっていくのだなぁ、と、実感した研修になりました。
JOCの㏋によると、このアカデミーは
『国際的競技水準を踏まえた強化ができる、プロフェッショナルなコーチを育成・養成』
することを目的に、
『各競技団体が推薦するJOC専任コーチングディレクターとその候補者』
を対象に行われているアカデミー。
野外研修は、第2週目の講義にあたります。
全体でのアイスブレーキングゲームは、
ニャンちゅうによる「進化ジャンケン」と、
ふゆりんによる「前後左右」。
(ここ最近の野外研の鉄板コース。)
気温が高かったのもありますが、
皆さん全力で、汗をかきつつ、息を切らしながら取り組んでくださりました。
アイスブレーキングの後は8~9人ずつの3グループに分かれ、ASE。
意見交換の量も質も、さすがナショナルチームのコーチの方々。
ふゆりんの担当したグループAでは、「クモの巣」というアクティビティでの「ここぞ」という時の集中力が圧巻でした。
最後には、どの班もバックフライングで研修終了。
「オリンピックで優勝!」「オリンピックでメダルを〇個!」…と、
毎年のことながら、バックフライングの時に叫んでもらう目標の高さに感動しつつ、圧倒されました。
次回以降のオリンピックでは、選手だけでなくコーチの皆さんにも注目して応援することになりそうです。
皆さんのご活躍をお祈りしています!
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◯日時 2015年6月10日(水) 13:00〜18:00
◯場所 筑波大学野外運動実習場 野性の森
◯目的 野外でのグループ体験を活用したメンタルトレーニングの方法について
実際体験を通して研修する。特に、グループ体験から、
1)対人相互理解(自己理解、他者理解)を深め、
2)コミュニケーション力を高め、
3)チームビルディングを図りながら、コーチとしての資質を高める。
◯参加者 各種競技団体ナショナルチームコーチ 26名
◯スタッフ 統括 坂本 昭裕(筑波大学体育系 教授)
ファシリテーター
groupA 佐藤 冬果(筑波大学大学院体育学専攻2年)
groupB 大友 あかね(筑波大学大学院体育学専攻2年)
groupC 坂本 昭裕(筑波大学体育系 教授)
食料 藤田 花子(筑波大学野外運動研究室)
新井 洸真(筑波大学大学院体育学専攻1年)
懇親会のためにおいしい料理を準備してくれた2人。ありがとうございました!
投稿:M2 佐藤冬果