【課外/関連】春学期勉強会⑨~葉っぱで見分ける(野外研には知っててほしい)樹木~ |
2015年6月8日(月)の9時より、
第9回勉強会『葉っぱで見分ける(野外研には知っててほしい)樹木』
を開催しました!
プレゼンターは、元・生物資源学類で森林生態環境学研究室に所属していた(けど樹木の名前をかなり忘れていた)M4ふゆりん。
参加者は、M2大友、M1新井。
研究室の部屋、野性の森を飛び出して、
筑波大学構内の『植物見本園』を歩きながら、出会った樹木の名前を調べたり、特徴を押さえたり、その植物に隠された生存戦略を学んだりしてきました。
勉強会は資料片手に見本園をブラブラ。
資料には、ふゆりん的に特徴的だと思う&野外研なら知っててほしい樹木を20種ピックアップ。
その樹木たちの見分けポイント、特徴、生き残るためにひそかに行っている工夫などをまとめました。
歩きながら出会えた樹木に関しては、実際に目の前にある葉と、資料上の特徴を合わせて確認。
今まで気づかなかった特徴に、驚くことも多くありました。
山ではよく見かけるヌルデちゃんには、今日は出会えず。
珍しい形なので、キャンプ中の子どもたちに「これ何~?」と聞かれることも多いヌルデちゃん。是非覚えておきましょう!
野外活動を指導する以上、
ちゃんと知っておく必要があるのは「かぶれる系」の植物。
4大かぶらせ植物、
①ツタウルシ、②ヤマウルシ、③ハゼノキ、④ヤマハゼ
の確認をしました。
ついでに、3大食べたら死んじゃう系植物
①トリカブト、②ドクゼリ、③ドクウツギ
にも触れてみました。ドクウツギの実はなんだか美味しそう。注意しましょう!
たまには、野外活動のハードスキルから離れて、
我々の活動を迎え入れてくれる自然環境に目を向けること、
そこに住む樹木たちのお名前やその性格を覚えることも、
野外活動を教材にする我々にとって必要な姿勢なのではないかと思います。
今回だけで終わらせず、次はぜひ、草本編もやれたらな、と思います!
投稿:一番好きな樹木はブナです。今一番食べたい葉っぱはコシアブラです。M4佐藤冬果