【個人実践】プロジェクトアドベンチャープログラム体験会

こんにちは。週末を利用して、PAの体験会に参加してきました!!

普段、授業や講習会等でASEの指導を行っていますが、実際に自分が参加者になれる機会はほとんどありません。

実際に参加者としてアクティビティに取り組んだり、ふりかえりを体験することで、自分の指導の幅を広げたい。

ということで、11月8日(土)にプロジェクトアドベンチャープログラム体験会@高尾の森わくわくビレッジに行ってきました。

そして何より、一番やってみたかったのがハイエレメントの体験。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の参加者は11名で、大学生から小学校の先生、大学の教員など、色々な人たちが参加していました。

午前中はネームトスなどの名前を覚える系のアイスブレイクを色々なバリエーションで行いました。

また、2人組み~全体へと少しずつ身体を動かしていき、最初のエレメントはジャイアントシーソーに取り組みました。

お昼をはさみ、午後からはモホークウォーク(木と木の間に張られたワイヤーの上を落ちないように渡っていく)に挑戦しました。

以前、サッカー選手たちも四苦八苦しながら取り組んでいましたが、

実際にやってみると、思っている以上に難しい!

最初の一人をどうやって送るか、最後の一人をどう迎えるのか。

かなり本気になって取り組むことが出来ました。

最後は全員は渡れなかったのですが、トライ&エラーを繰り返す過程で

一気にグループの距離も近づき、純粋にとても楽しかったです。

そして最後にハイエレメントを体験しました。

 

実際にやってみると、最初の段階では、意思の疎通や1つの意見に集約することって意外と難しいんだなと思いました。

「こうしたい」「こうすれば早く出来る」と思うけど、なかなか最初の段階ではうまく表現できないもやもや感(笑)

まさに、日頃グループの様子を見ていると指導者側からも感じる感情だとは思いますが、実際にグループの中にいると、

”こうしたい!って思ってるけど、実際には動けないこと”をより顕著に実感しました。

また、お互い少し遠慮しながらも、その中で保たれているグループの関係性がある事も感じました。

活動後半は、純粋にみんなで何かをやり遂げようとすることの楽しさを改めて感じました。

その楽しさがチャレンジすることへと向かう大きな力になるのだと思います。

ふりかえりには、「しるらないカード」を使ったり、付箋にどういうグループになりたいかという目標を書き、

グループが進みたい方向をみんなで確認するなど、普段とは異なるふりかえりの手法も体験することが出来ました。

 

今回、参加者としてPAの活動に参加してみて、グループの中の動き(活動や心)をダイレクトに感じることが出来たことは、

自分にとって良い学びの場となりました。やはり『知識として知っている』ことと、『体験を通して知っている』ことは、

圧倒的に異なると思います。とりわけ、体育の世界で身体を通して学ぶことの多い我々なので、しっかりと自分の身体が使える

うちに(時間、体力、精神的な余裕)、学びを深めていきたいなぁと思いました。

興味ある人は、是非体験しに行ってみるのも良いと思います。

(文責:向後佑香)