【個人実践】白馬岳登山 |
少し前のことにはなりますが、7月3日にM3ふゆりん(佐藤冬果)とU3ジャイロ(吉沢直)で白馬岳に登ってきました。
私、ジャイロは長野県白馬村出身です。
しかしながら、今まで白馬岳に登ったことはありませんでした。
中学校の学校登山で登るはずだったのですが、雨によって登山道が壊れ登ることができませんでした。
自分をずっと見守ってくれていた白馬岳に登ることは私にとって特別なことでした。
当初の予定では猿倉から入り、大雪渓を登り、白馬岳の山頂に登ったのち、テント泊。
そして、杓子岳、鑓岳と縦走し槍温泉に入って猿倉に降りるというコースでした。
しかし、天候の悪化が見込まれたために登り始める段階で大雪渓を登ってピストンで下りてくるコースに変更しました。
なぜか、テント、シュラフなど一泊に必要なものは全て持っていったのでまるでトレーニングのような重装日帰り登山となりました。
白馬猿倉を出発し一時間ほど経つと、大雪渓の入り口である白馬尻小屋に到着しました。
初めて間近に見る大雪渓の大きさに驚きました。
大雪渓を登り始めてからは、時折転がってくる落石に驚きながらも進んでいきました。
実際に登ってみるとこれはやはり”大”雪渓だな。と感じるほどの大きさでした。
4時間ほど登り頂上宿舎に到着し、荷物を預けさせてもらい山頂を目指しました。
風がとても強かったですが、稜線を登っていくのはとても気持ちよかったです。
途中、子熊ともこんにちはしてしまったりもしました。
そんなこんなでなんとか山頂に到着しましたが、視界が悪く白馬村を見下ろすことはできませんでした。
私が感動したのは白馬三山の裏側を見た時でした。
小さい頃から、まるで壁のようにそこにあった山々の反対側の美しい景色を見たときに北アルプスの雄大さに息を呑みました。
その後、雨で緩んだ大雪渓を軽アイゼンで下り、何度も転びながらも降りてきました。
無事に猿倉まで到着し、初めての白馬岳登山が終了しました。
今回、一人では心配な私についてきてくださった冬果さんに感謝しています。
いずれ、私が成長し今度は後輩を白馬に連れて行けるようになったらいいと思います。
文責 白馬岳登山により、確実に地域愛着感が高まったジャイロ