【課外/受託】藤村女子高等学校八ヶ岳キャンプ実習 |
今年も、藤村女子高等学校キャンプ実習が行われ、野外運動研究室のメンバーで指導を担当してきました。
多少台風通過の影響も受けましたが、全てのプログラムを予定通りに終えることができました。
最終日の閉校式での生徒たちの表情と、スタッフ陣の表情・言葉から、
生徒さんたちにとっても、我々にとっても、大きな学びを貰った5日間だったのだと感じました。
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私にとって初めてのカウンセラーということで、すごく心に残るキャンプになりました。カウンセラーでありながら、キャンパーのみなさんから沢山のことを教えてもらいました。夢のような、本当にあっという間の5日間でした。またいつかどこかで会える日まで。ありがとうございました。(ニャンちゅう)
改めてキャンプ、そして野外活動の素晴らしさを実感することのできた6日間でした!スタッフとしての参加ながら誰よりもキャンプを楽しみ、そして高校生たちの成長を感じ、あっというまに時間が過ぎていきました。八月の南会津アドベンチャーキャンプが楽しみで待ちきれません…(ペレ)
装備係としてキャンプ実習を終え、今は切ない気持ちに胸を締め付けられるとともに、キャンプを無事に終えた達成感に満たされています。この実習を通して、一期一会という言葉の重み、日常生活においては当たり前になってしまっている様々なことへの感謝の気持ちを再認識することができました。本部のスタッフとして子どもたちと関わる中で子どもたちの成長を感じ、その中で自分自身と子どもたちとの関わり方に目を向けると、自身の未熟さを痛いほど感じました。この経験・出逢いを大切にし、自身の能力を高め、より繊細により幅広い視点で子どもたちと関われるようにこれからの活動に取り組んでいきたいと思います。(けっぺ)
今回、初めてキャンプカウンセラーとして参加させていただきました。緊張や不安を抱えながらも、可愛らしいキャンパー達に囲まれて非常に充実した5日間を過ごすことができました。この経験は一生忘れないことでしょう。今回の経験でカウンセラーとしてもっと成長したいという欲が自分自身から生まれていることを感じています。さあ、次のキャンプに向けて準備しないと。ありがとうございました!(ダルシム)
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平成26年度 藤村女子高等学校八ヶ岳キャンプ実習 概要
◯目的
1)八ヶ岳の大自然のすばらしさを味わう。
2)仲間同士、助け合い、協力しながら理解を深め、協調性、責任感を養う。
3)キャンプを楽しむための知識や技術を学ぶ。
◯期日
平成26年7月8日(火)〜12日(土) 4泊5日
◯場所
藤村女子中学・高等学校八ヶ岳学習舎
◯参加者
藤村女子高等学校スポーツ科学コース1年生 61名
引率教員 4名
◯スタッフ
キャンプ長 :渡邉 仁 (筑波大学体育系 助教)
プログラム係:佐藤 冬果 (筑波大学大学院 人間総合科学研究科2年)
装備係 :庄司 翔太朗(筑波大学 体育専門学群4年)
食料&ヘッドカウンセラー:藤田 花子 (筑波大学研究生)
4組カウンセラー:二宮 菜花 (東京女子体育大学 体育学部4年)
北川 武 (筑波大学 体育専門学群4年)
5組カウンセラー: 安 柄泰 (筑波大学 体育専門学群4年)
大友 あかね(筑波大学大学院 人間総合科学研究科1年)
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【7/7 キャンプ0日目(先発) 移動、西岳下見】
キャンプ前日に現地入りしたスタッフ陣は、西岳登山の下見に。
夜は皆で外に出て、七夕の星空を眺めながらキャンプに向けて気持ちを一つにしたのでした。
【7/8 キャンプ1日目 立場川下見、生徒さん到着、テント設営】
朝早く起きてキャンプサイトの整備をした後は、2日目プログラム沢遊びで使用する沢の下見に。
途中で行うゲームにも、スタッフで挑戦。
生徒さんが到着し、開校式をして、
テント設営スタート。
キャンプ生活の始まりです。
【7/9 キャンプ2日目 沢遊び、登山説明、スープコンテスト】
生徒さんたちはグループごとに沢を歩きながら、
6種類の課題解決型の仲間づくりゲームにチャレンジしました。
夜には、班対抗スープコンテスト!くじ引きで材料が決まり、自由に味付けしました。
引率の先生方&キャンプスタッフで厳正なる審査をしました。
【7/10 キャンプ3日目 登山!!】
朝に青空がすこーし覗いたものの、台風の影響で霧が濃い。
そんな天気の中、どの班も無事に&予定よりも早く登頂。
午後は雨も降り始めましたが、最後まで諦めずに歩きました。
山頂からの景色は見れなかったけど、
皆で喜び合う、景色よりも感動する光景を見ることが出来ました。
夜は台風に備えてテントを仮撤収し、体育館で就寝しました。
【7/11 キャンプ4日目 個人別自由活動(クラフト)、キャンプファイヤー】
あさイチの仕事はテント復旧!
中まで雨でビショビショになったテントを掃除。
班の中で朝ごはん作りチームとテント復旧チームに分けましたが、
初日とは大違いのチームワークを発揮していました。
朝食後は「焼き板」「ネームタグ」「フォトフレーム」の3つから、
各自が作りたいクラフトを選択してお土産作り。
キャンプの思い出を詰め込んだ作品たちが完成しました。
夜には、キャンプファイヤー。
各班のスタンツ、先生方のスタンツ、スタッフスタンツで
盛り上がりました。
そのあとの感動のクラスタイム。
生徒たちの感想、カウンセラーからのメッセージを
こっそり聞きながら、
キャンプの持つ「人を繋ぐ力」にうるうるきたのでした。
【7/12 キャンプ5日目 撤収】
初日の設営とは比べ物にならないくらいの
手際の良さと協力、積極的な姿勢を見せてくれた高校生。
気持ちよく撤収を終え、昼食をとり、
スープコンテストの結果発表を行い、 閉校式を行い、
東京へと帰っていきました。
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改めて、(子どもたちにとっても、スタッフ自身にとっても)キャンプの持つ教育力の大きさに驚かされた5日間でした。
子どもたちが来る前は不安気だったスタッフ達でしたが、子どもを前にするとみるみるカウンセラーの顔になっていく様子を目の当たりに出来ました。
藤村の皆さん、学習舎管理人さん、スタッフの仲間たち、素敵な時間をありがとうございました!
投稿:口うるささに涙もろさが加わって、本物のおばさんに近づきつつある M2 佐藤冬果