【課外/受託】JOCナショナルコーチアカデミー「野外研修」

本年度もJOC(日本オリンピック委員会)ナショナルコーチアカデミー「野外研修」が行われました。

 

当日は雨が降っていましたが、研修が始まるのと同時に小康状態に。

全てのプログラムを、予定通り屋外で行うことができました。

 

全体でのアイスブレーキングの後は、8~9人ずつグループに分かれてASE活動に取り組みました。

各競技団体で指導をされている方々ということで、意見交換も活発で、緻密な作戦を立てながら取り組んでいました。

佐藤の担当したgroupBは、初めのゲームで苦戦した分、その後のゲームでの意思統一が非常にスムーズにいき、まさに「一致団結」している雰囲気が印象的でした。

最後に行ったバックフライング(高台から後ろ向きに倒れ、班員がそれを受け止める活動)では、全員が大きな声で目標を宣言してから倒れました。

「世界選手権で…」「クラブを日本一に…」など、そのレベルの高さに圧倒される思いでした。

身長約2m、106kgの方の大迫力バックフライングを無事に終え、活動を終えました。

 

ふりかえりでは、

「個人競技なので、自分が諦めそうなとき、『他の人が諦めていないから自分も諦めてはいけない』という感覚が新鮮だった」「我々は正解を求めてしまいがちだけど、このような正解のない活動をするといかにコミュニケーションが大切か、ということに気付かされた」などの感想が聞かれました。

 

その後は懇親会ではASE中のこと、各競技のことなどの話で盛り上がり、解散となりました。

雨の中お疲れさまでした。日本チームの皆さんのご活躍をお祈りしています!

 

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◯日時  2014年6月11日(水) 13:00〜18:00

◯場所    筑波大学野外運動実習場 野性の森

◯目的   野外でのグループ体験を活用したメンタルトレーニングの方法について
      実際体験を通して研修する。特に、グループ体験から、
        1)対人相互理解(自己理解、他者理解)を深め、
        2)コミュニケーション力を高め、
        3)チームビルディングを図りながら、コーチとしての資質を高める。

◯参加者  各種競技団体ナショナルチームコーチ   29名

◯スタッフ     統括     坂本 昭裕(筑波大学体育系 教授)

       ファシリテーター

         groupA     山川 晃 (筑波大学大学院体育学専攻2年)

         groupB     佐藤 冬果(筑波大学大学院体育学専攻2年)

         groupC     坂本 昭裕(筑波大学体育系 教授)

          食料      向後 佑香(筑波大学体育センター 特任助教)

                  大友 あかね(筑波大学大学院体育学専攻1年)

 

投稿:M2 佐藤冬果