【課外/講習会】つくば市森林バンク制度ワークショップ

12月10日に筑波山麓の森林にて、つくば市森林バンク制度のワークショップがありました。

渡邊先生、高橋先生、森山(MC2)、藤川(MC2)の4名が参加しました。

今回のワークショップは、つくば市が2025年4月1日から新しく始める「森林バンク制度」に向け、つくば市の森を見学し、森の使い方を話し合うというものでした。

「森林バンク制度」というのは、つくば市の森林の所有者と森を使いたい人をマッチングさせる制度です。

つくば市には、筑波山麓から市街地内までたくさんの森があります。都市と隣接している分、倒木や落枝による事故などが起きないように適切な管理も必要となってきます。

森林バンク制度を実施することで、森を使いたい人と森をつなげて、森林の有効利用と適切な管理ができるようにしていこうということで来春からスタートするそうです。

 

今回は、つくば市民、筑波大学生、そして野外教育を学ぶ学生という目線で参加し、身近な森の活用方法のアイデアなどを話し合いました。

つくば市にたくさん残されている自然環境の可能性を感じるとともに、つくば市役所の担当者の方や、飛騨で森林と人の共存する社会を創る活動をされている方、都市で自然とともにある街づくりをされている建築家の方など、多様な形で森と関わっていらっしゃる皆さんとお話しできて、とても刺激的な時間でした。

森の中を少し歩いてお話しする以外、特別に何かアクティビティをしたわけではなかったですが、緑に囲まれているからか会話が弾み、あっという間に時間が過ぎました。

 

都市に住んでいると、勉強や仕事、時間に忙殺され、自然との関わりを忘れてしまいがちです。

しかし、いくら便利な社会になっても、自然と切り離されてしまったら、私は絶対に生きていけないなと、野外運動研究室の室員となってから日々気付かされる毎日です。

都市でありながら少し歩けば森林がある、つくば市という環境の可能性を感じ、とてもワクワクしました。

この制度をきっかけに、色々な人が森林に関わって自然とのつながりを感じられるような機会がたくさん生まれたら素敵だなと、思います。

⚪︎日時:2024年12月10日

⚪︎場所:筑波山麓のとある森林

⚪︎参加者:まじん(渡邉先生)、ニコ(高橋先生)、ぶんぶん(森山)、もっち(藤川)

 

投稿:京都美山町から修論執筆のために帰ってきたぶんぶん(MC2)