【正課/行事】Denise先生講演会

【正課/行事】デニース先生講演会 Denise Mitten (Prescott College, US)

 

第20回日本野外教育学会の国際シンポジウムのために来日された、

アメリカ プレスコット大学のデニース博士が、学会に先立ち講演会をしてくださりました。

 

The place of adventure education and outdoor learning in higher education in the US.

という演題で、プレスコット大学における野外教育、冒険教育のカリキュラムを例に講演。

 

プレスコット大学では野外の実習がとても充実しており、ヨガ&クライミング、シーカヤック&海の歴史、といったプログラムを21日連続で集中して学ぶことができます。

もしプレスコット大学で1年間学びたい場合、かかる費用は300万円ほどだそう。

 

冒険教育は、そのプログラムを受けた能力の高い人材を社会に輩出することで、社会に対し貢献をしている分野であり、いずれは大企業のTOPたちが過去に冒険教育プログラムを受けた人ばかりになるのはそう遠くないのではないか、とおっしゃっていました。

 

個人的に、デニース先生がおっしゃられたNo fear is fear.(恐怖がなくなることが恐怖である)という言葉、大事にしたいなと思います。

 

 

講演会のあとは、野生の森でデニース先生歓迎パーティです。

食事も交え、講演会で話したりなかったことをやりとりする場になり、活発に英語でコミュニケーションが交わされました。

結果的に多くの学生が海外で学びたいと口にしていたこと印象的でした。

 

海外の実践家であり研究者であるデニース先生の講演は、日本の野外教育を捉える新たな視座を与えてくれました。

Denise , Thank you so much!!!

投稿:谷中(研究生)