【課外/オプション】南会津フィールド整備2nd

去る12月9、10日。

いつもお世話になっている南会津に再び整備に行ってきました。

前回は丸太運び、林道整備、クロモジ取りとバラエティ豊かでしたが、

なんと今回は丸太運びのみ!しかも12月上旬ということで冬の足音が鳴り響くなかでの活動となりました。

 

 

雪の降りしきるなかで、十数メートルある木がバキバキと音を立て倒れていく様は圧巻です。伐倒して、さらに1m前後にカットされた丸太を、山の下に止めた軽トラまで繰り返し運びます。現地のおじさん(名前教えてくれないし、実際のところおじいちゃん)もキレのある動きで、どんどん運んでいきます。

 

こうして運んだ丸太は、茸を育てる原木として供給できるか調査するためのものです。福島県から受託している「広葉樹林安定供給調査事業」とのこと。

切るのはすぐだけれど、運び出すには人が欲しい。だけど地元には人がいない。こうしたThe中山間地域の抱える課題という背景があっての今回の活動でした。地元の高校生とか、声かければやってくれそうな気もしますが。

 

とにかく

これからの福島県の林業をかけて運びまくります!!

 

現場移動の途中になぞのビニールハウスに案内され、中は椎茸が森のように栽培されていました。ここでたっぷり椎茸の胞子を吸い、頭の中で夕飯が決まりました。

 

宿泊はいつもお世話になっているほしっぱです。

なんと地元のおじさんから熊肉を頂き、これはもう夕食は迷うこと無く鍋をチョイス。

 

おいしいご飯と積もる話で夜はあっという間に更けていきました。

 

参加したメンバーは4月からも野外研にいるので、春が来たら廃道状態の七ツヶ岳林道の支線を開通させることを心に深く決意。おそらく次回の南会津整備に関する投稿は、雪解け後の開通のお知らせになるでしょう。

 

今回も「南会津現地コーディネーター」Syun Matsuzawaさんに関係各所と調整して頂き無事実施できました。いつもありがとうございます!

○参加メンバー

谷中 理矩(研究生)

竹内 慧(UG3)

伊原 伸尭(UG3)

髙橋 樹(UG3)

 

○活動場所

南会津町周辺の山の中

 

○Special Thanks

南会津のみなさん