【個人実践】スキー未来会議

 

5月22日(金)に東京都で行われた第2回スキー未来会議に参加してきました。(吉沢 MC2)

https://www.facebook.com/skimiraikaigi/

 

 

 

スノービジネスを行う人たちの集まりに大学院生が突入してきました。

まだまだ勉強が足りず、本会が目的とする意見交換とまではいきませんでしたが、ビジネスの世界から見たスキー産業の今について学んできました。
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【スキー未来会議とは】

かつて1800万人のスキー人口、隆盛を極めたスキー産業。
しかし2000年以降停滞しているスキーにかかわる産業を、新たな創造と枠組みで産業のシステム再編を図り、世界に対し『雪国JAPAN』の提言を目指していきたい。
その様な想いから、スキーをする人・見る人・支える人という切り口で、今までこの産業を支えられてきた方、これからチャンスがあればと思って頂ける方々をお招きし『スキー未来会議』と銘打ち、日本のカルチャーになる新スキー産業をつくるプロジェクトです。

 

【プログラム】
●オープニング
皆川賢太郎による今シーズン総括
●第1部 シンポジウム1
「スキーリゾート、最新状況分析」
インバウンドが増え、ゲレンデを賑わせている昨今、スキーリゾートの現状と課題を直近の状況も踏まえながら、パネリスト、参加者の皆様とディスカッションします。
●第2部 シンポジウム2
「スキー産業のリアルな今と未来」
リゾート開発から流通産業まで、スキーを取り巻く産業において成長している分野と、伸び悩んでいる分野の違いはどこにあるのか。新たな可能性やアイデアをパネリストと参加者の皆様も交えて意見交換します。
●終了後 懇親会
◆登壇者
・ゼビオホールディングス株式会社 諸橋友良代表取締役社長
・クロススポーツマーケティング株式会社 中村考昭代表取締役社長
・スポーツ庁民間スポーツ担当 由良英雄参事官
・観光庁観光資源課 蔵持京治課長 など

 

〜〜〜当日盛り上がった話〜〜〜〜

DMOを中心としたスノーリゾート地域活性

中国人インバウンド向けの情報カスタマイズ

ハード、ソフト、人財育成のサイクル

スキー産業に関するモノ消費とコト消費

スノースポーツの感動価値 などでした。

[スキー未来会議FACEBOOKより引用 https://www.facebook.com/skimiraikaigi/ ]
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私は、現在、修士論文でスキー観光について研究しています。

スキー観光に関する議論の中でよく感じるのは、「ビジネスの世界(都会)」と「地域社会」が違う基準で動いているということです。

お金がうまく回る仕組みを作るのであれば、最新のビジネスのやり方を地域に導入するのが、「正しくて、正義」のように感じます。

しかし、地域の人々の暮らしや伝統を考えると、そんなに単純ではないことが分かってきます。

 

スキー観光地域の人々は、これまでスキー産業とともに生活を営んできました。

新たな改革は日本のスキー界、大資本規模のビックデータで見れば、利益を生んでいるように見えるかもしません。

しかしながら、その利益は誰が得ているものなのでしょうか。

 

時代は変わり、産業、観光形態は変化していくことは免れません。

しかしながら、土着住民を尊重したり、土地が生み出す利益を共有するという視点は、どんな時代にも存在してほしいと感じています。

 

 

投稿:改めて研究を頑張ろうと思った吉沢(MC2)