【課外/オプション】2017渡邉ゼミ合宿

 

3月19日・20日、長野県 白馬・八方エリアにて、渡邉ゼミ合宿が行われました。

 

1日目は白馬八方でゲレンデスキーをしました。

慣れない山スキー、終わらないコブ地獄。ビギナーのゼミ生にとっては過酷なものでした。

華麗に滑る渡邉先生、吉沢(MC1)、谷中(研究生)の姿はアンダーの学生たちの目にはいつも以上に輝いて映りました。

ある人物がリフト券を無くして自腹で新しい券を買ったり、足首に不安を抱えていた船倉(UG3)が途中で戦線離脱したりと、多少のハプニングはありましたが、無事宿にたどり着くことができました。

リフトでの1枚。楽しかった時です。

 

宿に帰ってからは、この合宿のメインイベントである卒論についての勉強会を行いました。先生や院生からアドバイスをいただき、アンダーの学生にとって有意義な時間となりました。

夜には野外運動研究室の先輩で、現在高校教師をされている清水啓一さん(キャンプネーム:ボサノバ)をお招きし、お話を聞かせていただきました。教員を目指している川辺(UG3)、有馬(UG3)にとって清水さんのお話はとても貴重なもので、教育現場の現実を少し知ることができました。

 

2日目、4人部屋(有馬、川辺、船倉、谷中)の朝は谷中のスマホから放たれた、これからミュージカルでも始まるのかというようなクセの強いアラームで幕を開けました。今思えば、これがこの後の悲劇の前兆だったのかもしれません。

1日目で滑ったゲレンデをリフトで登り、そこから山スキーにシールをつけて登山開始。先頭の前川(UG4)は男顔負けのスピードとスタミナで後続を突き放し、いつもはおしゃべりな飯野(MC1)は力を温存するため、と黙々と登っていました。

登山の写真。飯野(MC1)の後ろ姿。         バックカントリースキー前の腹ごしらえ。景色が良い。

 

八方池まで登り、シールを外してバックカントリースキーへと移りました。
そろそろバックカントリーの感覚に慣れてきたかなと感じ始めたくらいで、事件は起こりました。
最大45度ほどの傾斜が現れたのです。

これには先頭で道を切り拓いていた吉沢も驚いていましたが、一番驚き、そして絶望したのは言うまでもなくビギナー組(有馬・川辺)です。

<「ここから先が崖になっているから絶対にここからここまでの間を滑ってこい。」と言われた時は正直言って足が震えそうでした。>有馬談

戦意喪失気味の前川(UG4)が写真を撮る姿。      あまり思い出したくない景色。だが美しい。

 

何度も転びながらも、渡邉先生や吉沢、谷中のサポートもあり全員無事下山することができました。

苦しいことが多かったですが、良い景色を観られたこと、普段の生活では絶対にできない経験ができたこと、普段の生活がいかに平和で幸せかを感じられたこと、根性がついたことなど、良い面もありました。

素晴らしい経験でした。

 

最後にボロボロになったくせに山を攻略した感を出して撮った集合写真がこちら。

とても良い写真です。ちなみにGoProで撮影しました。

お疲れ様でした。

 

【日程】2017年3月19日~20日

【場所】長野県 白馬八方

【参加者】吉沢直(筑波大学体育学専攻M1) 飯野亜耶奈(筑波大学体育学専攻M1)

前川真生子(筑波大学体育専門学群4年) 有馬聖人(筑波大学体育専門学群3年)

川辺光貴(筑波大学体育専門学群3年)  船倉康平(筑波大学体育専門学群3年)

谷中理矩(次年度研究生)

【指導者】渡邉仁(筑波大学体育系助教)

【ゲスト】清水啓一(現職高校教諭・長野県)

 

投稿:しばらくバックカントリーは遠慮させていただきたい有馬(UG3)