【課外/オプション】渡邉研ゼミ合宿

渡邉ゼミ合宿

 

3月8日~9日の日程で新潟県妙高にてゼミ合宿が行われました。

参加者は渡邉先生、藤田(研究生)、大関、吉沢(UG3年)。 

 

1日目はゲレンデスキー、二日目はバックカントリーを行いました。 

1日目のゲレンデスキーでは赤倉観光リゾートスキー場で時間の限り滑り、個人の技術向上に努めました。

 

また、夜には卒業論文の渡邉ゼミ中間報告会が行われ、今までの研究活動を報告しました。

藤田の参加により、多くの議論が交わされ実りのある報告会になりました。

今後につながるいい会になったと思います。

卒論への意欲が高まったので筑波に帰っても頑張ろうと思っています。

 

2日目のバックカントリースキーでは国際自然環境アウトドア専門学校副校長の永井将史さんにツアーに同行していただき、より実践的な知識を学ぶことができました。

スキー場最高部(標高1500m)─前岳山頂(標高1932m)―スキー場中間点(標高1000m)という約400m登って900m滑るというオトク感を味わいながら1時間ほどのロングコースを滑ることができました。

前岳上部では固いバーンに手こずりながらも稜線を滑る心地よさを味わいました。

ツアー終盤のスキー場脇のツリーランも雪が重い中で工夫が求められ、各々が奮闘しました.

バックカントリー中の安全管理、山の特徴、コースファインディングの方法など多くのことを教えていただき、とても学びの多い1本になりました。

永井さん本当にありがとうございました。

 

今回が初バックカントリーになった大関の感想です。

こんにちは、ヨコヅナです。今回初めてバックカントリースキーに参加させていただきました。標高差400m、時間にしておよそ3時間のツアーでしたが、私にとってはなかなか困難なものであり、特にキックバックの折り返しに悪戦苦闘しました。標高が高くなるにつれて、雪が固くなり、傾斜も急になり、風も強くなったりと、初めて冬山を登る私にとっては、自然からの洗礼を受けているかのようでした。1番印象深く残っているのは、中間地点を過ぎて、だいぶ歩くことに慣れてきたと感じたころの不意の滑落です。急斜面での切り返しに失敗し、4~5m滑り落ちてしまいました。話には聞いていましたが、実際に体験してみると焦りと恐怖にかられ、死も意識するほどでした。その後の登頂、下山までは特に問題はなく、木の間を縫っての滑走は気分爽快で素晴らしいものでした。

体力、気力ともに困憊しましたが、とても楽しく充実したツアーになり、個人的に非常に満足しております。また自信もつきました。今後もこういった活動に積極的に参加し、野外運動のスキルと知識を身に着けていければと思います。

渡邊ゼミの絆が深まり、野外への意欲、論文へのモチベーションが高まったいい合宿でした。

(吉沢)